インドビザ却下やインド渡航禁止について
インドビザ却下とインド国内法違反
インドへの渡航者増加に伴い、2018年10月からインドビザ申請時に「インド渡航の適格性」を審査する6つの質問事項が追加されました。 インド入国前のビザ申請において申請者に「インド渡航の適格性」を欠く背景があるとビザ却下となってしまうおそれがあります。 また、インド入国後、故意、過失に関わらず、不法就労や不法残留(オーバーステイ)、税金未納など、インド国内で法律違反すると罰金や強制退去の末ビザ無効となってしまいます。
VISA TIPS!インド観光ビザ申請(e-visa、レギュラービザともに)再開されました 2021年10月付
2021年10月からインド観光ビザがe-visa、大使館レギュラービザともに申請可能となりました。
※入国条件は、シングルエントリー(1回入国)で滞在期間は30日以内です。
※2021年10月6日以降に発給された観光ビザで入国できます。
※2021年10月5日以前に発給された観光ビザでは入国できません。
※インド商用、就労、会議、治療目的などのビザ申請は既に再開しています。
インドe-VISAのお申し込み、お問い合わせはTEL090-3964-3750 ビジターズサービス部へ!
■インド観光e-visaビザ申請はこちらから
インド緊急渡航にも対応インドe-VISAビザ申請について
■インド観光レギュラービザ(インド大使館・領事館で発給されるビザ)申請はこちらから
インド観光レギュラービザ
1.インド渡航前のビザ申請時における「インド渡航の適格性」の質問
1-1.インド渡航の適格性の質問と審査
2018年10月インドビザ申請から下記質問事項が追加されました。
- 自国はもちろんすべての国において、逮捕・起訴され有罪判決を受けたことがあるか?
- これまですべての渡航国において、入国拒否や国外退去となったことがあるか?
- 人身売買、薬物取引、児童虐待、女性犯罪、経済犯罪、金融詐欺行為に従事したことがあるか?
- サイバー犯罪、テロ活動、暴動、諜報、虐殺、政治的殺害、その他の暴力行為があるか?
- テロリストの暴力を正当化したり賞賛したり、他人にテロ行為やその他の重大な犯罪行為を扇動したことがあるか?
- すべての国に対して亡命を求めたことがあるか?
申請者に上記6つの質問に該当する背景が一つでもある場合、インド領事は申請者に対し追加書類の提出を要請します。 インド領事は提出書類を審査し「申請者は、自国(インド)への渡航適格性を欠く」と判断するとビザ申請は却下となります。
1-2.インドビザ却下はe-VISAやアライバルビザ申請にも波及する
インド大使館やインド領事館で上記理由によりビザを却下された場合、その後インドe-VISAやアライバルビザなど申請方法を代えてもビザ発給は困難です。
2.インド渡航後のインド国内法違反では?
インド国内で不法就労や不法残留(オーバーステイ)などインド国内法に違反すると罰金を課せられり渡航禁止となります。 また、悪質な場合は拘留・収監されます。
2-1.罰金
インド移民法違反では、状況により異なりますが、最低USD300~500の罰金が課せられます。 例;不法残留(オーバースティ)の場合
- 不法残留(オーバースティ)2年以上の場合;罰金USD500(USD500※)
- 不法残留(オーバースティ)91日以上2年未満の場合;罰金USD400(USD200)
- 不法残留(オーバースティ)90日以内の場合;罰金USD300(USD100)
※( )は、バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン国籍に対する罰金です
2-2.インドへの渡航禁止期間
インド移民法違反ではインドから日本へ強制送還後最低5年間はインドに入国することできません。
3.最近のインドビザ却下やインド渡航禁止事例
3-1.大麻取締法違反により執行猶予中にインドビザを申請したが却下された
申請者は執行猶予期間中に観光ビザを申請し判決謄本(英訳付)やその他必要書類を追加提出し審査されたが、おおよそ2週間後に却下された
3-2.20年前の傷害事件を申告し審査面談後ビザが発給された
申請者には20年前に傷害容疑で逮捕・起訴により有罪判決となった背景があったが、インド領事と面談の上、ビザが発給された。
3-3.インドで勤めていた会社が倒産したため帰国、税金未納状態のためビザ却下となった
その方の所得税は勤め先会社が本人に代わって納めていたが倒産により未納状態になっている。 その後別の会社からのオファーでインドビザを申請したが、税金未納を理由にビザ却下となってしまった。
3-4.観光e-VISAでインドへ入国したが勘違いからオーバーステイとなり強制送還された。※2019年3月17日以前の事例
観光e-VISAでの滞在期間は最長60日(2019年3月17日以前発給のE-VISA)ですが、レギュラービザの滞在期間90~180日と勘違いし滞在していた。 そのため出国時に不法残留オーバースティを指摘され短期間の拘留と罰金を支払いインドを出国した。 その6か月後ビザを再申請したが却下となった。 ※2019年3月18日以降、日本国籍渡航者に対して発給される商用または観光EVISAは179日までの連続滞在が認められています。 ※国籍により連続滞在89日以内の場合もあります。
3-5.インドe-VISAを申請したがパスポート画像に問題があり却下された
単に書類不備ということで却下されたに過ぎず、インド渡航禁止には及びません。 インドe-VISAで再申請する場合は、きちんとした申告、鮮明な書類のアップロード、そして支払いができれば承認されるでしょう。 それでも承認されない場合は、最寄りのインド大使館や領事館で申請しましょう。 弊社では、インドe-VISAはもちろんのこと、インド大使館、大阪領事館申請のビザ申請の代行を取り扱いしています。
インド移民に関する詳細は、下記インド移民局のサイトで確認してください
インド移民局BUREAU OF IMMIGRATION INDIA
4.インドビザを申請する
4-1.東京インド大使館、大阪インド総領事館で申請する
- ■インド観光TOURISTビザ
- ■インド商用BUSINESSビザ
- ■インド会議CONFERENCEビザ
- ■インド就労EMPLOYMENTビザ
- ■インド留学生STUDENTビザ
- ■インド企業研修/インターンINTERNビザ
- ■インド医療ならびに患者の付添MEDICAL AND MEDICAL ATTENDANTビザ
- ■インド宣教MISSIONARYビザ
- ■インド登山探検MOUNTAINEERINGビザ
- ■インド外交・公用DIPLOMATIC,OFFICIALビザ
- ■インド通過TRANSITビザ
- ■インド商業撮影FILMビザ
- ■インド報道JOURNALISTビザ
- ■インド公共事業計画参入PROJECTビザ
- ■インド研究RESEARCHビザ
- ■インドエントリーENTRYビザ ※上記以外の渡航目的とみなされるもの
4-2.オンラインで申請するインドe-VISA
※インドe-VISA観光のビザ有効期間が5年へ拡大!(2019年8月30日申請分から)お申込みはこちらから
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- インド観光e-VISAの有効期間が従来の1年から5年へ延長されました
- インド観光e-VISA8,800円、商用、会議、治療e-VISA10,450円いずれも実費消費税込みでお求めやすくなっています!※緊急対応を除く
- 春(4~6月)申請限定の短期30日間以内観光Eビザも新設されました
- 必要書類は証明写真やパスポート画像の電子データ提出だけで済むので書類郵送などの手間が省けます!
※インド以外の国のビザの情報お申込みは下記リストからご確認ください