バングラデシュビザについて 種類と取得方法 2023年最新
バングラデシュビザの概要
バングラデシュに入国する日本国籍渡航者は観光・商用などの渡航目的を問わずバングラデシュ入国前までに予めビザを取得する必要があります。
バングラデシュは、Visa On Arrival、アライバルビザ申請ブースを設けてはいるものの手続きの流れが煩雑であったり、イミグレーションに審査官が不在で入国が遅れる等のトラブルが起きるおそれがあるため、予め日本の大使館でビザを申請するのをお勧めいたします。
また、バングラデシュビザはインドやカンボジアの様なe-Visa(電子ビザ)が存在せず、ビザ申請書と必要書類を大使館へ直接持っていき申請する運びになります。
e-Visaと違って、申請書の作成、必要書類の準備や申請〜ビザ発給までに時間が掛かりますから、バングラデシュに渡航が決まった段階で早めにビザ申請の準備を進めていくことが大切になっていきます。
1.バングラデシュビザの種類
バングラデシュビザは、渡航目的に応じたそれぞれのビザが存在します。 ※クリックすると各ビザ申請時の必要書類やお申込みページへ遷移します。
- バングラデシュ観光TOURISTビザ
30日間以内の短期観光の場合はバングラデシュ観光ビザを申請します。 ※親類訪問の場合は、連続滞在90日まで申請できます。 - バングラデシュ商用BUSINESSビザ
バングラデシュ企業への商談、出張の場合は商用ビザを取得します。 - バングラデシュ留学生STUDENTビザ
バングラデシュ国内の大学・カレッジへの留学の場合は、学生ビザを取得します。 - バングラデシュ投資INVESTMENTビザ
外国人(役員相当のポジション)がバングラデシュ現地企業への投資・経営を始める予定がある場合申請します。 - バングラデシュ研究RESEARCH/STUDYビザ
- バングラデシュ公用/外交OFFICIAL/DIPLOMATICビザ
バングラデシュ政府や日本政府または国際機関の要請により、公務でバングラデシュへ渡航する場合に必要です。 - バングラデシュ非政府機関/NGOビザ
- バングラデシュ家族ACCOMPANING FAMILYビザ
バングラデシュ国籍の方と婚姻関係にある配偶者、または、その子供に発給されます。 - バングラデシュジャーナリストJOURNALIST/MEDIAビザ
- バングラデシュ就労EMPLOYMENTビザ
バングラデシュ国内で働き、報酬を得る方は就労ビザを申請します。
2.バングラデシュビザの取得方法
2-1.バングラデシュ国内の空港に到着してからアライバルビザ(Visa On Arrival)を取得する
上述の通りバングラデシュはVisa On Arrivalアライバルビザを設けてはいるものの申請プロセスの間で何かしらトラブルが生じる可能性があります。
また、通常のビザとは異なり、滞在可能日数およびビザの有効期間も現地のイミグレ審査官の判断になるので、大使館で申請する観光ビザのように丸々30日間のビザが発給されないケースが多かったり、イミグレーションで提出する書類も時期によって様々です。
アライバルビザで渡航する場合は、渡航前にバングラデシュ政府の公式ページ等で注意深く確認して行くことをお勧めいたします。
2-2.駐日バングラデシュ大使館で渡航前までにビザを取得する
こちらが一般的なビザの取得方法です。
この取得方法は、日本に拠点を置いているバングラデシュ大使館で申請をする必要があります。
大使館では、上記のビザ申請の窓口に加えてその他のバングラデシュ人向けのサービスも一括して受け付けている関係でビザ申請窓口の受付時間が限られております。
東京・麹町にある駐日バングラデシュ大使館では、以下の様にセクションによって受付時間が異なります。
ビザの申請時間;月曜日〜金曜日の午前10:30-11:30
ビザ付きパスポートの返却時間;14:00-14:30
上記が基本的な受付時間ですが、ラマダン(イスラム圏の断食)期間中やその他バングラデシュ国内の独立記念日などの祝日がある場合は申請時間が変動しますのでご注意ください。