AIR BUBBLEエアバブル 渡航制限緩和に向けた対策

2020年11月24日

エアバブルAIR BUBBLEとは

エアバブルAIR BUBBLEとは、特定の国・地域の間を航空機で移動する際、協定を結んだ相手国からの渡航者に限って入国前後の渡航や移動制限などの障壁を緩和、撤廃する二国間協定です。
新型コロナウイルスの封じ込めに成功している、または積極的に取り組んでいる国家を1つの泡(BUBBLE)に見立て、二国間協定により航空機で泡と泡を結合、排他的な移動空間(泡の中)で、二国間の人々の往来を再開、活発化していこうとする取り組みです。

エアバブルAIR BUBBLEのリスクとバランス

運用上、両国は相手国からの感染リスクにさらされます。
しかしながら、そのリスクと経済活動や精神衛生など社会的相互作用の必要性とのバランスをとり、パンデミックのストレスから解放するのに役立つ手法といえるでしょう。

協定を結ぶ双方の国はお互いに信頼と自信に基づき運用される必要があります。

世界各国での取り組み

現在エアバブルAIR BUBBLEは、世界の一部の地域や国家間で運用されています。
エアバブルAIR BUBBLEと同様の取り組みとして、トラベルバブルTRAVEL BUBBLE、トラベルブリッジTRAVEL BRIDGE、バイラテラル(二国間)バブルBI-LATERAL BUBBLE、コロナコリドーCORONA CORIDORSなどがあります。
オーストラリアとニュージーランド間、バルト三国、EU諸国の一部地域、UAEアラブ首長国連邦とインドなど。
また、滞在目的に制限はありますが、日本でも韓国、ベトナム、台湾、シンガポール、インドとの間で渡航制限の緩和をしています。
現在世界各国は、このバブルを拡大させ人々が非常に明確で排他的なグループと密接に接触できるようにすることで、経済やメンタルヘルスの回復に取り組んでいます。